2018/12/01
小川クリニックでは、月に一度グランドパーティを開催しております。
11月は”ジビエ”をテーマに、フレンチのシェフが腕によりをかけて、一皿一皿真心を込めたお料理をご用意しました。
ジビエとは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランスの言葉です。
生命に感謝を捧げようという精神が流れています。
野生で育つ天然の肉は、栄養価も高く、生命力に溢れた食材となります。
イノシシ、蝦夷鹿、松茸、牡蠣など、贅沢な食材が盛りだくさんです。
寒くなってきたこの時期にジビエ料理を食べ、身体の中心からパワーをつけたいですね。
生命の尊さを感じ、感謝して、一品一品を味わいました。
前菜は、焼き牡蠣の泡立つ小松菜のグリーンソース。
牡蠣には、亜鉛が含まれていて、肌や髪などを健やかに保つ働きや、風邪を予防するなどの免疫機能を助ける働きがあります。
また、アンチエイジング効果や貧血予防が期待でき、脳の働きもサポートしてくれます。
カルシウムが含まれているので、イライラを抑える精神安定効果も期待でき、心身の元気につながる食材です。
こちらは、松茸入り 自家製コンソメスープ。
秋の味覚、松茸は低カロリーで栄養素もしっかりと含んでいる魅力的な食材です。
骨や歯、肌や粘膜などの健康を保ち、免疫力を高め、ガンの抑制や心の健康状態などにも作用します。
また、血圧の上昇や精神の不安定を抑える効果が期待できるほか、不整脈対策にも効果があります。
お肉料理は、蝦夷鹿ロース肉の網焼き 干し柿のソース。
鹿肉は脂質が低く、ヘルシーな食材です。
脂肪燃焼、抗酸化作用、アレルギーの予防、疲労回復などの効果が期待されています。
体温を高める、病気を予防する働きのある鹿肉は、これからの寒い季節にぴったりです。
今月も一品一品とても美味しく、楽しいパーティーとなりました。
2018年11月 グランドパーティー
◆MENU◆
秋の味覚ジビエのフランス料理
<アミュースグール>
Pâté de sanglier au salade de figues
イノシシのパテ イチジクのサラダ添え
<前菜>
d’huitres grille à sauce verte
焼き牡蠣の泡立つ小松菜のグリーンソース
<スープ>
Consommé soupe aux champignons
松茸入り 自家製コンソメスープ
<お肉料理>
Filet de Chevreuil au kaki
蝦夷鹿ロース肉の網焼き 干し柿のソース
<Pain>
パン
<デザート>
Blanc-manger aux fruits de saison
ブラマンジェと季節のフルーツ
<Café et thè>
コーヒー又は紅茶