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新型コロナウィルス感染症対応に関しましては現在、規制は緩和しています。
「医療現場もそろそろ、規制を緩めては・・・?」
と言うご意見も、私共の元へちらほら届いている今日この頃。

しかし、今もなお、強い感染力で、新型コロナウイルス感染症は拡がり、
収まる状況でありません。また、その殆どは経路が不明です。

その様な状況下で、命に直結している現場で働く私共としましては、
まだまだ、予断を許さない状態であることに変わりはなく、
特に妊婦は重症観察対象者になりますので、感染を起こした場合の
対応は以前と変わっていません。

この判断は当院独自で行っているのではなく、適切な対応を行政から
求められているのが実情です。

ところが、Webサイト上では、悲しいことに、真面目に対応している
病院を悪く言い、対応不十分なやり方を推奨するような書き込みが
見受けられます。このことにつきましては、行政及び議員さんと
お話し、確認しております。

世の中が、緩和ムードに流れ始めているのは、長きに渡り、
コロナ関連ニュースに 耐性化してしまった人々の後押しがあるから
かもしれません。良くない誘導に惑わされないようにご注意下さい。
特に、妊婦さんはご留意下さい。

当院で出産される患者様、赤ちゃんが命の危機にさらされている状況では、
行政と足並みを揃え感情に流されず、厳しい視点を持ち続ける必要がある
と考えております。

当院は、命に真面目です。 きちんとした対応を行い、院内への
コロナウィルス持ち込みを防いでいます。

そのことから、引き続き、分娩される患者様、ご家族の皆様には、
お守り頂きたい取り決めがいくつかございます。中には、不都合を
お感じになられる方々もいらっしゃるかもしれませんが

”命を守ることが最優先である。本当に大切な事は何か・・・”

今後も、この信念で従事してゆく私たちの姿勢に、ご賛同頂けると幸いです。

引き続き、当院一同、精進して参ります。

何卒宜しくお願い申し上げます。

小川クリニック